アンドレ・パランテ(SP/セントルイス・カーディナルス)
イタリア代表のエース格。昨季メジャーデビューイヤーで10先発。大学時代には大学アメリカ代表に選出された経験あり。2022のプロスペクトレポートでは、20-80スケールで60の評価のカーブが武器。カッターも55と平均以上。GB/FBは3.69とかなりなグランドボーラー。
マット・ハービー(SP/FA)
メジャー歴9年のベテラン投手。2013年にはオールスターにも選出されている。昨季はタイラー・スカッグス投手に禁止薬物を分配したとして、60試合の出場停止処分に。素行面は心配。3Aで6勝1敗 防御率4.31。年々球速は下降しており、ストレートの比率も下がりつつある分、シンカーやカーブなどの変化球が増加。
サム・ガビグリオ(SP・RP/FA)
前回'17年WBCイタリア代表。'21年には韓国SSGでプレイし15先発も防御率5.86でリリース。
ジョー・ビアジーニ(SP/FA)
昨季3Aで5試合に先発も7月にリリース。ストレートの球速は93マイル程度。打たせて取るタイプ。
マット・フェスタ(RP/シアトル・マリナーズ)
2018年にメジャーデビュー。昨季登板数を伸ばしキャリアハイに。ストレートの球速は93マイル弱と速いほうではないが、メジャーでもK% 29.2%と高い奪三振率を記録。変化球はほぼスライダーのみ。
ライアン・カステラーニ(RP/FA)
メジャー歴3年。メジャーには3試合で無失点だったがすぐ3Aに降格。カナダでの試合にワクチン未接種で試合に出られない選手の代わりだった。シンカーとスライダーが武器。
ビニー・ニットリ(RP/シカゴ・カブス(3A))
3Aクラスで非常に高い奪三振率をマークしている。ストレートの球速は93マイル。持ち球はスライダー、カーブ。
ジョー・ラソーラ(RP/タンパベイ・レイズ(NRI))
2A昇格で壁にぶち当たった感じはあるが、1A+までで高い奪三振と低い与四球を両立している面白そうな存在。Fangraphsのプロスペクトとしての評価はFV35+と高く評価されていないが個人的に注目中。
ジョーイ・マルシアーノ(RP/サンフランシスコ・ジャイアンツ(3A))
昨季は3Aでプレイ。1つずつマイナークラスを上げてきており次はメジャーだが、与四球も徐々に増えてきている。
ミッチェル・スタンポ(RP/アリゾナ・ダイヤモンドバックス(NRI))
ダイヤモンドバックスのプロスペクト。K%は27.3%と優秀。
ステファン・ウッズJr.(RP/FA)
ロイヤルズの元プロスペクト。現在所属なし。
マテオ・ボッチ(RP/パルマ ベースボール 1949 (ITA))
ファンティに代わっての招集。イタリア・パルマ生まれ。昨シーズンはプレイ歴なし。ボッチと読むかボッキと読むかあなた次第。欧州選手権、東京五輪欧州アフリカ予選など、
グレン・アルバニーズJr.(RP/ロサンゼルス・エンゼルス(2A))
ティンパネッリに代わりの招集。1A+での奪三振率はなかなかだが、2Aに上がっても通用するか?
ブラクストン・ロレンジーニ(RP/FA)
’22年はプレイ履歴なし。
ニコロ・ピナッジ(RP/シンシナティ・レッズ(1A))
イタリア・ミラン出身の本国選手。
クラウディオ・スコッティ(RP/ニューヨーク・メッツ(Rk))
イタリア・ローマ出身の本国選手。奪三振はそこそこだが、イタリア時代から与四球が多く、戦力としては疑問符がつく。
ミケレ・バサロッティ(RP/ミルウォーキー・ブルワーズ(1A))
1Aでのスタッツは防御率2.64と、まずまず。に見えるが、FIPやK/BBの値は良くなく防御率は出来すぎな感あり。
ブレット・サリバン(C/サンディエゴ・パドレス)
パドレスのプロスペクト。パワーやスピードはないが、アベレージを残せる打撃が得意。昨季は3Aで打率.285 OPS .783とまずまず。捕手以外にも、サードやレフトも守ったが、RRF守備得点はマイナスで、キャッチャーでの出場が無難。
ドミニク・ミロジオ(C/アリゾナ・ダイヤモンドバックス(NRI))
昨季3Aでの長打率は.481、IsoP .224のパワーヒッター。捕手としては47試合に出場。
ヴィトー・フリスシア(C/フィラデルフィア・フィリーズ(NRI))
昨季は主に2Aでプレイ。2021年の欧州選手権にはファーストで出場。19打数 打率.526 OPS 1.053 と大活躍。ハーレムベースボールウィークではレフトで出場。13打数 打率 .385 OPS .956とここでも打撃で活躍。キャッチャー以外の役割の方がプラス。
アルベルト・ミネオ(C/パルマクリマ(ITA))
本国イタリア出身。イタリア国内の投手は的ではない様子。東京五輪欧州アフリカ予選では、一転打率2割、OPS.733なので、欧州でもトップどころにはやや苦戦。
ビニー・パスカンティーノ(1B/カンザスシティ・ロイヤルズ)
野手では一番の注目選手。ロイヤルズのトッププロスペクトでチーム2位。愛称が『イタリアン・ナイトメア』。昨年6月にメジャーデビュー。試合数72で打率 .295 OPS .832 HR 10はかなり立派。スピードはないが、パワーと選球眼に優れ高い攻撃力を持つ。DRS-1だがUZRでは+0.9と悪くはない。
ロベル・ガルシア(2B/FA)
ドミニカ共和国出身。一度マイナーリーグを首になった後、2017年にはイタリアリーグのウニポルサイ・ボローニャと契約し、その時にイタリアの市民権を獲得している。2018年にはイタリア代表として、欧州6か国の対抗戦に参加している。その後'19、'20年と2年続けてメジャーでプレイ。’22年は韓国LGツインズでプレイも10月にウェーバー公示。
ニッキー・ロペス(3B/カンザスシティ・ロイヤルズ)
2019年にメジャーデビュー。'21年は打率.300/OPS.744と上々だったが、昨季は打率.227/OPS.554と打撃不振。守備もDRS-8と良いところ無し。
ジョン・バレンテ(3B・2B/デトロイト・タイガーズ(3A))
毎年マイナーを1クラスずつ昇格しているが、どのレベルでも打率3割前後のハイアベレージをマーク。昨季は3Aでも.293と高打率。盗塁も14個で失敗は2つ、wSB+1.3とスピードもある。RRF守備得点はマイナス。
デービッド・フレッチャー(SS・2B・3B/ロサンゼルス・エンジェルス)
母親がイタリア出身でイタリア語はペラペラ。長打率や出塁率は低いが単打を稼ぐタイプのアベレージヒッター。守備が売りで内野におけるユーティリティ性もあり、代表編成上の穴ポジションを埋められる存在になりそう。侍ジャパンと対戦すれば、メディアに『大谷の同僚』と紹介される確率99%。
サル・フレリック(LF/ミルウォーキー・ブルワーズ(NRI))
ブルワーズのトッププロスペクト(チーム内3位)。パスカンティーノに続く注目選手。高校時代はアメフトやアイスホッケーなどもプレイし、身体能力の高さは折り紙付き。178cmと体格は大きくないが、スピードがあり、選球眼も良く率が残せるタイプ。3Aで打率.365 OPS .943は脅威。
ドミニク・フレッチャー(CF/アリゾナ・ダイヤモンドバックス)
デービット・フレッチャーの弟。2A,3Aで打率3割を超え、守備でもRRF守備得点 +27と以上と守備力はかなり高そう。
ベン・デルージオ(CF・RF/シカゴ・カブス(3A))
昨季はマイナールール5ドラフトでアリゾナからセントルイスに移籍。メジャーには22試合に出場したが、打率.150と打撃不振。3Aでの成績からすると、打率は2割前後/OPSも6割程度は期待したいが、実績はそれよりも悪かった。
マイルズ・マストロブオニ(2B・CF・RF/シカゴ・カブス)
カブスのプロスペクト。パワーはないがスピードに優れたアベレージヒッター。内外野を守れるユーティリティだが、RRF守備得点を見ると外野の方が得意な様子。
【監督】
マイク・ピアッツァ
{国際試合経験}(選手として)’06 WBCイタリア代表 (指導者として)’09,’13WBC打撃コーチ
{指導歴}'21年 欧州選手権 イタリア代表監督 (結果:第3位)
・ベンチコーチ Blake Butera
・投手コーチ Michael Borzello
・一塁/内野コーチ Jack Santora
・三塁/打撃コーチ Chris Denorfia
・外野コーチ Michele Gerali
・ブルペン Jason Simontacchi
【GM】
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