野球コロンビア代表 選手名鑑

|第二の捕手王国誕生か?

メジャーリーガーを多く輩出し、いよいよ中堅国から強豪国への仲間入りを果たしそうなコロンビアだが、2023年WBCでは初出場のイギリス代表によもやの敗戦。次回大会は予選からのスタートとなった。これまでのWBC予選はシーズン途中に開催されることが多かったため、現役のメジャーリーガーが参戦することはほぼ無かったが、逆にマイナーリーグ3Aや2Aクラスでの選手層が充実しているコロンビアのような国が有利。コロンビアは予選出場国の中で頭一つ抜けた存在になるだろう。本戦出場権獲得は彼らにとって必達目標だ。

戦力的にはどのポジションとも充実しており、E・レンテリア、O・カブレラといった同国往年のスターを生んだ花形ポジションの二遊間は勿論、近年はキャッチャーの層がかなり厚くなってきており、元祖捕手王国プエルトリコを思わせる充実ぶりだ。打撃の良いキャッチャーはDHだけでなく、ファーストなど他のポジションでの起用を考えても良さそう。まずは予選を勝ち抜き、同国初のWBC1次ラウンド突破を目指したい。

ルイス・パティーノ(SP/シカゴ・ホワイトソックス)Baseball-Reference   Fangraphs   Baseball-Savant

伸び悩む将来のコロンビア代表エース候補。2022年シーズンから制球難に苦しんでいる。2023年シーズンはモデルチェンジし、4シームの割合を下げシンカーを増やしたことでフライ率が減少。被本塁打も改善されたが、与四球の多さが継続課題。




ホセ・キンターナ(SP/ニューヨーク・メッツ)Baseball-Reference   Fangraphs   Baseball-Savant

’17WBCコロンビア代表で、メジャーで12シーズンも先発を務める同国のエースであり鉄人。'23WBCではエースとしてメキシコ戦の先発が期待されていたが、スプリングトレーニング中の疲労骨折で辞退。2023年シーズンは13試合に先発し防御率 3.57と”まずまず”な内容。コントロールは健在で、被バレル率,被ハードヒット率はメジャーでも上位。次回大会には37歳となるが、まだまだ活躍していそう。




ルイス・デ・アヴィラ(SP/アトランタ・ブレーブス(3A))Baseball-Reference   Fangraphs   Baseball-Savant

2021年U-23W杯コロンビア代表。MLB公式プロスペクトランキングでチーム内14位。2023年シーズンは主に2Aで25先発し防御率 3.28とまずまずな内容。’23WBCではアメリカ戦の先発に大抜擢。初回にピンチを招くも、1回2/3を無失点に抑える好投を演じた。




フリオ・テヘラン(SP/FA)Baseball-Reference   Fangraphs   Baseball-Savant

’17年WBCコロンビア代表。'23WBCは指名投手枠に選ばれたが本戦ロースターには入らず。2022年シーズンにメジャー傘下から外れ、米国独立アトランティックリーグやメキシカンリーグを渡り歩いたが、そこで結果を残した甲斐あって、2023年にはミルウォーキー・ブルワーズでメジャー復帰。11先発で3勝5敗 防御率 4.40とカムバックとしては上出来な結果に。カッターやシンカー中心の投球にモデルチェンジされ、与四球率は大きく改善された。



ウィリアム・クエバス(SP/KTウィズ(KOR))Baseball-Reference   Fangraphs   Baseball-Savant

’17、'23WBCコロンビア代表。ベネズエラ出身。2016-18年の3シーズンMLBでプレイ後、2019-21年は韓国KBO KTウィズでプレイ。その後マイナーやメキシコでプレイ後、2023年シーズンはKTウィズに復帰し、18先発し12勝0敗 防御率 2.60と大活躍だった。’23WBCでは、イギリス戦の先発を任されたが3回 自責点2。制球に苦しんだ。




リオ・ゴメス(SP/味全ドラゴンズ(CPBL))Baseball-Reference   Fangraphs   Baseball-Savant

'23WBCコロンビア代表。アメリカ出身。'23WBCではカナダ戦にリリーフ登板し、1回1/3を無失点に抑えた。2023年シーズンは主に3Aで計13試合に先発。奪三振力は高いが与四球が課題。フライボールピッチャー。




ルイス・エスコバー(SP/オルメカス・デ・タバスコ(MEX))Baseball-Reference   Fangraphs   Baseball-Savant

’23WBCではコロンビア代表の本戦ロースターには漏れたものの、予備ロースターには選出された。カリビアンシリーズにはコロンビア代表として幾度か選出されている。2023年シーズンは台湾CPBL富邦ガーディアンズと契約も1軍昇格がないまま退団。メキシカンリーグのタバスコと契約し14試合に先発し6勝6敗 防御率 4.42。イニングを稼いだ。




ギレルモ・ズニーガ(RP/ロサンゼルス・エンゼルス)Baseball-Reference   Fangraphs   Baseball-Savant

2023年にメジャーデビュー。'23WBCではメキシコ戦とアメリカ戦にリリーフ登板。最速102マイル(≒164km/h)の4シームを武器に、M・トラウト、P・ゴールドシュミットから空振り三振を奪った。2023年シーズンは9月に右腕の張りで長期離脱。次回WBCでは抑え候補として期待がかかる。




リーバー・サンマルティン(RP/シンシナティ・レッズ)Baseball-Reference   Fangraphs   Baseball-Savant

'23WBCコロンビア代表。2021年にメジャーに昇格したが、先発に転向した2022年辺りから長所であるはずのBB%が悪化。更に2023年には怪我で14試合の登板にとどまった。投球スタイルは、スライダー、チェンジアップ、シンカーをバランスよく投げる。2023年シーズンはチェンジアップの割合を増やしていたが、Pitch Value的には平均より落ちるシンカーがゴロを量産していたので、そちらを増やした方が良さそう。




ナビル・クリスマット(RP/ロサンゼルス・ドジャース(3A)) Baseball-Reference   Fangraphs   Baseball-Savant

’17,'23WBCコロンビア代表。'23WBCでは、怪我により急遽欠場となったエース格のJ・キンターナに代わり、大事な初戦のメキシコ戦に先発起用されたが、4回1失点の活躍で勝利の立役者となった。投球の半分を占めるチェンジアップと制球が武器だが、2023年シーズンはコントロールを崩しBB%が大きく悪化。"クリスマット"という苗字だが、誕生日はなんと12月25日。




ジョン・ロメロ(RP/FA)Baseball-Reference   Fangraphs   Baseball-Savant

'23WBCコロンビア代表。2021、2022年シーズンにメジャーで数試合登板も、怪我に泣かされ、2023年シーズンオフにクリーブランドからリリース。'23WBCではメキシコ戦,カナダ戦,アメリカ戦にリリーフ登板。アメリカ戦では、P・アロンソ、K・シュワーバー、T・アンダーソン を3者連続三振に切った。




タイロン・ゲレーロ(RP/ロサンゼルス・エンジェルス(3A))Baseball-Reference   Fangraphs   Baseball-Savant

'17年WBCコロンビア代表。メジャーで3シーズンプレイした剛速球リリーバー。2022年シーズンに千葉ロッテに所属。平均156.7キロの4シームを武器に3勝3敗24ホールド、防御率3.52をマーク。4シームは球速の割に日米どちらもPitch Valueがマイナスだった。2023年シーズン途中からメキシカンリーグに移籍し好投。




ダニス・コレア(RP/オークランド・アスレチックス(2A))Baseball-Reference   Fangraphs

シンシナティ傘下。制球はよくはないが、速球とチェンジアップの評価が高い。ここ数シーズンは3Aと2Aを行き来している状態。




ペドロ・ガルシア(RP/シンシナティ・レッズ(2A))Baseball-Reference   Fangraphs

ベネズエラ出身だが、'23WBCコロンビア代表。'23WBCではメキシコ戦とカナダ戦に登板し、3回1失点とまずまずの出来。回転数の多い4シームとカーブが有効だった。2023年シーズンは前半は好調だったが後半に息切れ。





カルロス・オカンポ(RP/アグアスカリエンテス・レイルロードメン(MEX))Baseball-Reference   Fangraphs

'23年WBCコロンビア代表。WBCではカナダ戦に登板し1回1/3を3失点。見事にダメ押しを喰らってしまった。9月にベースボールチャンピオンシップ(BCL)に出場。ファーゴ・ムーアヘッド・レッドホークスで、乱調のS・フローレスの後を託されたが流れを変えられず、2回4被安打4失点。




ジェフリー・ニーニョ(RP/ティグレス・デ・キンタナロー(MEX))Baseball-Reference   Fangraphs

長身のリリーバー。'23WBCではコロンビア代表の指名投手枠に。2023年シーズンはメキシカンリーグでプレイも成績はぱっとせず。




ヤプソン・ゴメス(RP/ドゥランゴ・ジェネラルズ(MEX))Baseball-Reference   Fangraphs

'23年WBCコロンビア代表。ベネズエラ出身で東京オリンピック予選ではベネズエラ代表としてプレイ。ドミニカ共和国戦では、マリナーズのJ・ロドリゲスから三振を奪っている。WBCではイギリス戦とアメリカ戦に登板し、3回1/3を2失点。イギリス戦では負け投手に。





サンティアゴ・フローレス(RP/FA)Baseball-Reference   Fangraphs

´22年U-23W杯、'23年WBCコロンビア代表。球種は150キロの4シームと、平均2,679回転/分のカーブ。2023年シーズンは防御率7点台と散々だったが、スタットキャストのデータからするとまだポテンシャルはありそう。




フリオ・ヴィバス(SP/ゲーリー・サウスショア・レイルキャッツ(米American-Association))Baseball-Reference   Fangraphs

’23年WBCでは怪我で辞退のホセ・キンターナに代わり代替招集。WBCではメキシコ戦、イギリス戦、アメリカ戦の3試合に出場し、計2回1失点 防御率4.50。シンカーやチェンジアップを主体とした変化球投手。




ジャシエル・ヘレラ(SP/味全ドラゴンズ(CPBL))  Baseball-Reference   Fangraphs

'23年WBCコロンビア代表。アメリカ戦ではM・トラウトにタイムリーヒットを打たれた。2022年に埼玉西武ライオンズと育成契約を結ぶも、2023年オフに来季以降の契約を結ばないと発表された。2023年の4シーム平均球速は139.2キロと遅い部類だが、WBCでは回転数が2,343回転/分と高いことからノビのある球質なのだろう。NPB2軍でもPitch Valueはプラスをマークした。環境を変えて頑張ってもらいたい。




ルーベン・ガリンド(RP/サンディエゴ・パドレス(1A))Baseball-Reference   Fangraphs

'23年WBCコロンビア代表。WBCではイギリス戦で1回2/3を無失点に抑えるも、アメリカ戦に登板しM・ベッツにヒットを許した。4シームの球速は95.7マイル(≒154キロ)、回転数も2,481回転/分で大会参加選手中上位8%だった。素質は高そうなので、変化球を磨き武器の4シームを活かしていきたい。




ルイス・モレノ(RP/ティグレス・デ・キンタナロー(MEX))Baseball-Reference   Fangraphs

'21年U-23W杯コロンビア代表。同大会ではキューバ戦、オランダ戦に先発し、11回を無失点の活躍。奪三振率もそこそこ高いが、タイプとしてはゴロ率の高いグラウンドボーラー。2023年シーズンは9月にベースボールチャンピオンシップ(BCL)にカイマネス・デ・バランキージャの一員として出場。




ウーゴ・ベルトラン(RP/ボルティモア・オリオールズ(1A))Baseball-Reference   Fangraphs

ボルティモア傘下。2023年シーズンは1Aで高い奪三振率をマーク。今後のステップアップが期待される。




エリアス・ディアス(C/コロラド・ロッキーズ)Baseball-Reference   Fangraphs   Baseball-Savant

'23年WBCコロンビア代表でロッキーズの正捕手。ベネズエラ出身だが父親がコロンビア代表で出場資格あり。'17年大会もコロンビアから声がかかったが、怪我のためチームから許可がでなかった。打撃成績はまずまずに見えるが、マイルズハイのクアーズフィールドでプレイしていることを考えると物足りない印象。強肩だがフレーミングで大きなマイナスを記録してしまっている。




ホルヘ・アルファロ(C/シカゴ・カブス(3A))Baseball-Reference   Fangraphs   Baseball-Savant

’17年、'23年WBCコロンビア代表。’17年大会ではドミニカ共和国戦で値千金のソロアーチを放ったシーンは、WBCの歴代かっこいい感動シーンの1つ。2023年シーズンは、ボストン傘下からスタートし、コロラド、マイアミと3球団を渡り歩いたが、メジャーでの試合は18試合のみと正念場。




メイブリス・ビロリア(C/タバスコ・オルメクス(MEX))Baseball-Reference   Fangraphs   Baseball-Savant

'17年、'23年WBCコロンビア代表。'23WBCではイギリス戦でスタメンマスクを被った他、代打やDHでも出場。2023年シーズンはメジャーで10試合出場もヒットが出ず。2024年シーズンはメキシコでプレイ予定。




ロナルド・ヘルナンデス(C/アリゾナ・ダイヤモンドバックス(3A))Baseball-Reference   Fangraphs   Baseball-Savant

3Aで2年連続で17本塁打と長打力のあるキャッチャー。2022年シーズンまで四球が少なかったが、2023年シーズンに大きく改善。メジャー昇格まであと一歩。





ダニエル・ヴェロージン(C/シンシナティ・レッズ(2A))Baseball-Reference   Fangraphs 

シンシナティ傘下のプロスペクト。2Aではアベレージが残せていないが、選球眼がよくIsoDは良い。パワーに定評があり、打率が上がれば自然と全体の打撃スタッツがよくなるはず。




ジェアー・カマルゴ(C/ミネソタ・ツインズ(3A))Baseball-Reference   Fangraphs   Baseball-Savant

’18、'22年U-23W杯、’19年パンアメリカン競技大会コロンビア代表。2023年シーズンは3Aで21HR、OPS.826の活躍。打撃面ではいつメジャー昇格してもおかしくない所まで来た。



ホアン・ザバーラ(C/サンディエゴ・パドレス(2A))Baseball-Reference   Fangraphs  

'21年U-23W杯コロンビア代表で、サンディエゴ傘下のプロスペクト。どちらかというと守備の方の評価されており、打撃は年度によって波がある印象。




ドノバン・ソラーノ(1B,2B,3B/ミネソタ・ツインズ)Baseball-Reference   Fangraphs   Baseball-Savant

'13年WBC予選、'17年WBCコロンビア代表。2020年にはセカンドでシルバースラッガー賞を受賞するなど、打撃に定評のあるアベレージヒッター。内野ならどのポジションも任せられそうだが、コロンビア代表ではタレントで薄そうなファーストが候補。次回大会では38歳、年齢的な衰えが懸念点。




レオナルド・エミリアーニ(1B/ワシントン・ナショナルズ(1A))Baseball-Reference   Fangraphs

'21、'22年U-23W杯コロンビア代表。両大会ともファーストのレギュラーとして出場。マイナーではクラスを少しずつ上げてきているが、ファーストとしては打率・長打率の面で物足りなさも。



ジョナサン・インディア(2B/シンシナティ・レッズ)Baseball-Reference   Fangraphs   Baseball-Savant

シンシナティ・レッズのレギュラーショート。'23年WBCでは早い段階でコロンビア代表として招集されるとの報道があったが、所属するレッズからの説得で辞退。J・ディアスと同様、守備には不安があるがメジャーの実績としては十分。




ジョーダン・ディアス(2B/オークランド・アスレチックス)Baseball-Reference   Fangraphs   Baseball-Savant

アスレチックス傘下のプロスペクト。2022年にメジャーデビューし、2023年シーズンは出場試合数を大きく増やすも、マイナーで振るっていた猛打はメジャーでは今のところ鳴りを潜めている。'23年WBCでは打線の軸として期待されたが大不振。ジオ・ウルシェラと共にノーヒットで大会を終えた。




ファビアン・ペルトゥス(2B/シカゴ・カブス(2A))Baseball-Reference   Fangraphs

'23年WBCでは、不振に苦しむレギュラーのJ・ディアスに代わり、最終戦のアメリカ戦にセカンドで先発出場。K・グレイブマンからヒットを放った。打撃が得意な方ではないが、2023年シーズンは特に不振で、キャリアワーストの打撃スタッツとなりそう。




ジオ・ウルシェラ(3B/デトロイト・タイガース)Baseball-Reference   Fangraphs   Baseball-Savant

'13WBC予選以降、WBCコロンビア代表に全大会に参戦。'19年にヤンキースに移籍してからブレイクし同国を代表するメジャーリーガーの1人に。'23年WBCでは全試合サードでスタメン出場も大不振で、まさかのノーヒットで大会を終えることに。しかし、その後シーズンではハイアベレージをマーク。近年、長打力が下降気味なのは気になる所。




フランシスコ・アクーニャ(3B,SS/ピッツバーグ・パイレーツ(1A+))Baseball-Reference   Fangraphs

パイレーツ傘下。小柄だが、近年長打力があがっておりパンチ力がある。2022-23年シーズンにはカリビアンシリーズにもコロンビア代表として出場している。




ジーター・ダウンズ(SS,2B,3B/福岡ソフトバンクホークス)Baseball-Reference   Fangraphs   Baseball-Savant

’21年東京五輪アメリカ大陸予選コロンビア代表。2017年MLBドラフト1巡目全体32位でシンシナティに入団。その後ドジャース、レッドソックスと渡り歩くも成績が上がらず。2024年にソフトバンクに入団。出身地のサンアンドレス島はコロンビア本土から遠くニカラグアの東にあるカリブの島。兄ジェリーは引退しマイナー1A+のコーチをしている。




マイケル・アローヨ(SS,2B/シアトル・マリナーズ(1A))Baseball-Reference   Fangraphs

シアトル傘下トッププロスペクトで、MLB公式ランキングではチーム5位。体は173cmと大きくないが、走塁、守備面の評価が高いが、マイナーのスタッツでは高い出塁率もマークしている。




ダヤン・フリアス(SS/クリーブランド・ガーディアンズ(1A+))Baseball-Reference   Fangraphs

'21年U-23W杯コロンビア代表。'23年WBCではショートのレギュラーとして全試合にスタメン出場。打撃は得意ではなく、主に9番打者で打率 .231だった。




エバン・メンドーサ(SS,3B/FA)

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アメリカ・フロリダ州出身。'23年WBCでの出場機会はカナダ戦の代打出場の1打席のみだったが、見事ヒットを放った。セントルイスの元プロスペクトで送球面の評価が良かったが、確かにWBC大会前の守備指標(RRF)はプラスだった。




ハロルド・ラミレス(LF/ワシントン・ナショナルズ)Baseball-Reference   Fangraphs   Baseball-Savant

’15年パンアメリカン競技大会コロンビア代表。2022年にレイズに移籍後、打率3割をマークしブレイク。初出場となった’23年WBCではライトとレフトで全試合に出場。主に2番打者を務めたが打率 .133/OPS .321と大不振。しかしハードヒット6本、バレルヒット2本と当たりは悪くなく運に恵まれなかった様子。自閉症の息子のために、自閉症のシンボルカラーであるブルーで髪の毛染めている。




オスカー・メルカド(CF/サンディエゴ・パドレス(3A))Baseball-Reference   Fangraphs   Baseball-Savant

'17,'23年WBCコロンビア代表。’23年WBCではセンターのレギュラーとして全4試合にスタメン出場。初戦のメキシコ戦こそ無安打だったが、その後調子を上げ 打率 .308/OPS .785。ハードヒット7本はチーム最多だった。




ブライアン・ブエルバス(CF/オークランド・アスレチックス(2A))Baseball-Reference   Fangraphs

’21年東京五輪アメリカ大陸予選、'21,'22年U-23W杯コロンビア代表。’23年WBCにも予備ロースターに含まれていた。全ての大会でセンターのレギュラーとして出場。オークランド傘下27位のプロスペクト。打撃スピードの評価が〇。




トレス・ゴンザレス(CF/ピッツバーグ・パイレーツ(1A+))Baseball-Reference   Fangraphs

2023年WBCコロンビア代表の予備ロースターに選出されていた選手。まだ1A+クラスとは言え、高い出塁率と適度な長打率を兼ね備えているヒットツールに優れている。Whiff%は相当良さそう。ドラフトでは全体140番目と前評判の高い選手ではないが、個人的に推しメン。




ヘスス・マリアーガ(CF/ゲーリー・サウスショア・レイルキャッツ(米American Association))Baseball-Reference   Fangraphs

’21年東京五輪アメリカ大陸予選、同年U-23W杯コロンビア代表。打力がイマイチということもあり、23年WBCではD・ヘレーラ、G・カンペーロらとの併用で出場機会は限られた。




グスタボ・カンペーロ(RF,LF,C/ロサンゼルス・エンジェルス(2A))Baseball-Reference   Fangraphs

’21年東京五輪アメリカ大陸予選、同年U-23W杯コロンビア代表。所属チームではここ数年外野での出場がメインだったが、2023年シーズンはキャッチャーでも出場。他の代表チームであればキャッチャー2人体制似できる所だが、コロンビア代表ではキャッチャーにタレントが揃っているので、ユーティリティ性は強みにならず。普通に外野での起用が濃厚。




ホルヘ・プエルタ(LF,C,1B/ロサンゼルス・ドジャース(1A+))Baseball-Reference   Fangraphs

'22年U-23W杯コロンビア代表。国際試合ではレフトやDHでの出場が多い。所属チームではキャッチャーやファーストでも出場するなど、カンペーロと同様ユーティリティ性があるが、コロンビア代表ではキャッチャーは前述の通り。ファーストもキャッチャーや他のポジションからコンバートさせたい選手で渋滞しそうなので、強みが活かし難い。

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