今回は雑談回です。最近私、有名ツイッタラーのお股ニキさん著書の「セイバーメトリクスの落とし穴」を愛読しております。この本は普段セイバー系のデータを結構扱っている自分としては、普段感じているモヤモヤを言語化されており、非常に素晴らしい本だなぁと思っているのですが、その一節に「雑魚専」や「本物」について取り上げられていました。つまり、プロ野球の成績上位者の中にはトップクラスの打者や投手からも変わらない成績を出せる「本物」もいれば、一軍半クラスの選手から”稼いでいる”「雑魚専」もいるっていう話です。そこで、表紙絵の通り成績上位の選手同士がどうなっているのか見てみました。尚、昔某フジテレビで放送していた番組にちなんで、成績上位者同士の戦績を「ほこ×たて成績」と言うこととします。
ほこ×たて成績の出し方
成績上位者の定義は結構人それぞれだと思いますが、今回はセリーグ、パリーグのそれぞれいから、打率や防御率の上位10名、本塁打数は上位5名、セーブ数3名までを選出しました。打者成績には打率とOPSを集計してみましたが、投手の方は本来防御率を出したい所ですがそれは難しいので被打率だけ集計してみました。なので、投手はほんと参考ですね。
【結果】
まずはバッターです。
トップとの対戦でも成績が落ちなかったのは、吉田正尚(LF/オリックス)、丸佳浩(CF/読売)、バレンティン(LF/東京ヤクルト)、ビシエド(1B/中日)、茂木栄五郎(SS/東北楽天)、近藤健介(LF/北海道日本ハム)、西川龍馬(CF/広島)などでした。基本的に対戦相手が一流投手になる訳ですから、打率にしろOPSにしろ成績は悪化するのが普通です。ただ、ちょっと落ち幅が目立ったのが、山川穂高(1B/埼玉西武)や浅村栄斗(2B/東北楽天)、村上宗隆(3B/東京ヤクルト)でした。まぁ、ただこれはあくまで少ない打席数の数値ですし、あくまで参考ですね・・・。
次に投手です。
こちらはもっと参考程度で見てください。トップ打者との成績ですので、ほとんどの投手は被打率は悪化しています。もっとも、投手の役目は点を取られないことですから、トップバッターに打たれても、次の打者が打ち取れれば仕事をしたことになります。あまり、投手は、ほこ×たて成績は気にしなくていいかなと思います。
以上、お遊びにお付き合い頂きありがとうございました。
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