年齢曲線と代表チーム編成~オランダ代表~2020.12.07 07:33セイバーメトリクスの世界には、年齢とパフォーマンスの関係を表した年齢曲線なるものがあります。例えば打者の場合、・本塁打率は26歳をピークにその後は衰えていく。・三振率は28歳頃が最も低く、その後は悪化(上昇)していく。投手の場合は、・奪三振率は21歳前後をピークに、その後は下降し...
【東京五輪】延期のアメリカ予選メンバーから見る各国編成力2020.04.11 07:35 コロナウィルスの影響で延期が発表された東京オリンピック野球競技。まだ、出場国の枠は2つ残っているのですが、その内の1つの枠が『アメリカ大陸予選』です。この予選は本戦よりも先に開催延期が発表されたのですが、一部の予選参加国からは出場する選手リストが公開されていました。皆さんご存知...
なぜキューバ代表がここまで勝てないか?徹底して考えた~前編~2020.02.12 14:28 かつて野球の強豪国だったキューバ代表は、ここ数年国際大会で活躍できなくなっています。特に2019年は酷い状況でした。これまでWBCでは第2次ラウンドまでに必ず進出し、世界の8強入りで何とか面目を保っていたキューバ代表が、マイナーリーガーの参加すらまばらなパンアメリカン大会でめさ...
【Premier12】大会総括その2~本気/本気じゃない問題~2019.11.24 09:24総括その2です。第2回プレミア12の大会自体について振り返ってみたいと思います。が、その前に、プレミア12に『メジャーリーガーが参加していないこと』を挙げて、同大会の存在意義を煽り立てるような記事が、今大会は特に目立つような気がします。まずは、それらを訂正するところから始めたいと...
【Premier12】総括その1 +ランキングを更新2019.11.23 09:09日韓戦を制して日本代表が初優勝を飾った第2回プレミア12。また、準優勝の韓国と、アメリカとの3位決定戦を制したメキシコが、それぞれアジア/オセアニア(日本除く)地域とアメリカ大陸地域の順位トップを確保し、東京オリンピックへの出場権を獲得しました。今回は各代表チームについての総括を...
【Premier12】戦力分析~韓国編~2019.11.17 02:29【チーム状況】東京オリンピック最終予選の出場権のかかった言わば”滑り止め”の役割だったアジア選手権(日本を除く上位2チームが最終予選出場)。韓国代表は、このアジア選手権に、大学生主体のメンバーで臨み中国代表に敗退し4位。何故か勝手に背水の陣を敷いた形となり、このプレミア12が韓国...
【Premier12】戦力分析~メキシコ編~2019.11.12 15:36【チーム状況】野球協会とプロリーグの対立が解消され、上手くチーム編成が出来たメキシコ代表。オープニングラウンドでは、同じアメリカ大陸予選の枠を争うアメリカ代表、ドミニカ共和国を破りトップ通過。更に、グループBでは戦力が整っていたと見られた難敵ベネズエラが台湾に敗れ敗退。グループC...
【Premier12】戦力分析~台湾編~2019.11.06 12:29【チーム状況】直前のキューバとの強化試合は2-2の引き分け、オーストリアとは7-1の完勝と、まずまずの状態で大会入りしたホスト国の台湾代表。台湾プロ野球リーグCPBLは超がつく打高投低のリーグで、特に先発投手の成績上位は外国人投手が独占するなど、投手力不足に悩まされてきました(参...
【Premier12】戦力分析~キューバ編~2019.11.05 16:00【チーム状況】今年ペルーのリマで行われたパンアメリカン競技大会。同大会を過去10連覇を達成したキューバ代表からすれば、6位と言う結果に終わった今年の大会は古豪キューバのプライドを大きく傷つけたことでしょう(参考:完敗のキューバ。コロンビアとニカラグアが東京五輪アメリカ予選進出)。...
【Premier12】戦力分析~プエルトリコ編~2019.11.04 15:47【チーム状況】今年夏に開催されたパンアメリカン競技大会(開催地ペルー/リマ市)で、見事に優勝したのがプエルトリコ代表です。同大会では、先月侍ジャパンとも対戦したカナダ代表を2度破っています。パンアメリカン大会でもそうでしたが、近年のプエルトリコ代表チームの戦い方は、犠打を多用する...
【Premier12】戦力分析~ベネズエラ編~2019.11.03 22:39【チーム状況】ベネズエラは、経済危機による治安悪化で国自体が非常に深刻な状況に陥っています。当然スポーツにも大きな影響を及ぼしており、同国の国技と言われる野球もこれまでと違う現象が起きています。例えば、メジャーリーグ機構は経済制裁の一環で、今シーズンの同国ウィンターリーグにメジャ...