WBC’23本大会 出場国 選手名鑑=パナマ=

ハイメ・バリア(SP/ロサンゼルス・エンゼルス)

11試合に先発した2021年とは変わって、'22年はロングリリーフなどモップアップを担当。防御率は2.61と優秀も、FIPが5点台に近く再現性は疑問。ストレートの球速が92-93マイルと特別速くなく、昨年はストレートの比率を減らし、チェンジアップやスライダーの割合を増やした。


アンディ・オテロ(SP/中信兄弟(CPBL))

2015年以降ブレーブス傘下をリリースされてから暫くウィンターリーグ中心のキャリアだったが、2021年にブルワーズと契約しマイナー傘下に復帰。途中、台湾CPBLの中信に移籍してからはスターターに変更。5先発で防御率4.05 2勝1敗だった。



ランドール・デルガド(SP/FA)

メジャー歴8年。'22年はアトランティックリーグでプレイも9月にFAに。変化球は主にチェンジアップとスライダー。



ウンベルト・メヒア(SP/FA)

'17 WBCパナマ代表。メジャー歴2年。台湾戦での先発を予定。'22年シーズンはメキシカンリーグ ティフアナ・ブルズでプレイもFAに。92-93マイルの速球に、スライダー、シンカー、カーブなどを投げる。



ジャスティン・ローレンス(RP/コロラド・ロッキーズ)

パナマ生まれアメリカ育ち。'21年にロッキーズからメジャーデビュー。球種はシンカーとスライダー。特にシンカーは最速100マイルを超えてくる。



ハビー・ゲラ(RP/タンパベイ・レイズ(3A))

メジャー歴11年のベテラン。リリーフだが変化球の球種は豊富。昨年メジャーでの18登板は防御率5点台と苦戦しているが、3Aでは防御率 3.15、K% 31.9%と優秀な成績を残している。ドミニカWLでも9試合で自責点ゼロと上々。



マット・ハーディ(RP/ミルウォーキー・ブルワーズ(3A))

祖父母がパナマ出身のアメリカ人投手。プエルトリコや豪州のWLでのプレイ経験もあり。



アルベルト・バルドナード(RP/ワシントン・ナショナルズ(3A))

'17 WBCパナマ代表。'21年にメジャーデビュー。球種は151キロの4シームと127キロのスライダー。



アルベルト・ゲレーロ(RP・SP/ワシントン・ナショナルズ(3A))

'22年シーズンはワシントン・ナショナルズ傘下で3Aにまで昇格。オフはメキシコWLでプレイした。



ハメス・ゴンザレス(RP/オークランド・アスレチックス(1A))

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'21年U-23 W杯パナマ代表。同大会ではリリーフとして4試合に登板。'22年シーズンにオークランドの1A+に昇格したが、内容的にはかなり苦しんでいる。



ディビス・ロメロ(RP/アトランティコス・デ・ボカス&コロン(PAN))

’06 '17 WBCパナマ代表。他にも’17年中米競技大会などパナマ代表として長年活躍。カリビアンシリーズにも4年連続で参加。カリビアンシリーズでは先発を務めている。




ハロルド・アラウズ(SP/フェデラルス・デ・チリキ(PAN))

メジャー傘下では最高で3Aまでプレイ。カリビアンシリーズには3シーズン連続でパナマ代表として参加し、全てで先発を任されている。



セベリーノ・ゴンザレス(RP/フェデラルス・デ・チリキ(PAN))

’19年のパンアメリカン競技大会予選パナマ代表。2015-16年の2年間メジャーでプレイ。'22年シーズンはメキシカンリーグ オアハカでプレイもFAに。変化球はカーブ、チェンジアップなど。オフはコロンビアのWLに参加しつつも、カリビアンシリーズはパナマ代表として参加。



ウィルフレッド・ペレイラ(SP/セントルイス・カーディナルス(1A+))

4年連続カリビアンシリーズにパナマ代表として参加。



クリスチャン・ベタンコート(C/タンパベイ・レイズ)

2019年には韓国NCダイノスでプレイ。2022年は5年振りのメジャー復帰を果たした。100試合に出場し打率.252、OPS .692はキャッチャーとしては十分。守備もDRSが+4でこちらも平均以上の成績となっている。




カルロス・サンチェス(C/アトランティコス・デ・ボカス&コロン(PAN))

’20-21年シーズンのカリビアンシリーズにパナマ代表として出場。’22年シーズンのパナマ国内リーグで打率3位。



ペドロ・アギラール(C/アギラス・メトロポリタナス(PAN))

'89年生まれのベテラン捕手。’18 年中米カリブ競技大会のパナマ代表として主にDHで出場。どの写真を見てもユニフォームをはだけて来ている。



エラスモ・カバジェロ(1B・DH/フェデラルス・デ・チリキ(PAN))

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'21年U-23 W杯パナマ代表。’22年シーズンのパナマ国内リーグで三冠王を獲得しMVPにも表彰された。'22-23年のカリビアンシリーズにも出場も成績はイマイチ。




ジョナサン・アラウズ(2B・SS/ニューヨーク・メッツ(NRI))

メジャー歴3年。’22年はシーズン途中でボストンからボルティモアに移籍し、12月にはメッツが獲得。



ヘラルド・チン(2B/アギラス・メトロポリタナス(PAN))

パナマ国内でプレイ。基本的にはバックアップ要因。



ルーベン・テハダ(SS・2B・3B/ロングアイランド・ダックス(米Atlantic League))

’09,’13 WBCパナマ代表。メジャー歴9年。'22年はプレイがなかったが、オフにはドミニカウィンターリーグに参加。今期はAtlantic Leagueのロングアイランド・ダックスと契約。長打力はないが、内野であればどこでも守らせられるので国際大会では使い勝手が良い。



ホセ・カバジェロ(SS/シアトル・マリナーズ(NRI))

シアトル傘下。’21-22シーズンのカリビアンシリーズにパナマ代表として出場。今春は招待選手として呼ばれた。ショートでの守備指標RFFは+5と良好。



ホセ・ラモス(CF・RF/ロサンゼルス・ドジャース(1A+))

ドジャースのプロスペクト。WBC予選ではCFを守った。パワーと守備面での評価が高い。



ジョニー・サントス(CF/フェデラルス・デ・チリキ(PAN))

マイアミ傘下で最高3Aまで経験。カリビアンシリーズのパナマ代表ではセンターのレギュラーを担う。



ルイス・カスティーヨ(CF/アトランティコス・デ・ボカス&コロン(PAN))

’13WBCパナマ代表。’13年までデトロイト傘下で最高2Aまでプレイ。その後はパナマ国内に戻りコクレでプレイ。’22年パナマ国内リーグの打点2位。



ロドリゴ・オロソコJr.(RF・LF/オタワ・タイタンズ(米Frontier League))

’19年パンアメリカン競技大会予選パナマ代表で出場。父親のオロスコ.シニアもパナマ代表選手。WBC予選ではライトを守ったが、カリビアンシリーズではレフトで出場。



ヤディエル・サンタマリア(OF/フェデラルス・デ・チリキ(PAN))

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’13年WBCパナマ代表。WBC以外にも、ボリバリアンゲームスなどローカルな国際大会にもパナマ代表として出場している。



ジョシュワン・ライト(3B・2B・LF・RF/オークランド・アスレチックス(1A+))

'21年U-23 W杯パナマ代表。’22年から外野も守るようになり、ユーティリティープレイヤーに。カリビアンシリーズではサードで出場。



アレン・コルドバ(3B・SS・LF・RF/ラグナ・ユニオン・コットンファーマーズ(MEX))

'22年シーズン途中、シンシナティ3Aからメキシカンリーグ ラグナに移籍。カリビアンシリーズのパナマ代表やWBC予選ではレフトを守った。夏と冬での成績が違いすぎて評価が難しいが、共通して守備はRRFでプラスをマークしている。



エドガー・ムニョス(2B・SS・LF・RF/アトランティコス・デ・ボカス&コロン(PAN))

'17WBCパナマ代表。パナマ国内と中米カリブでプレイする選手。内野と外野の両方を守備についている便利屋タイプ。打率は年々下降傾向。WBCではDH起用。





【監督】

ルイス・オルティス

{国際試合経験}(選手として) (指導者として) ’09年WBCパナマ代表三塁コーチ、’22年WBC予選パナマ代表監督

{指導歴}パナマ国内リーグ コクレ監督


・ベンチコーチ Luis Caballero

・投手コーチ  Enrique Burgos('22WBC予選では選手登録)Wilfredo Cordoba

・打撃コーチ  Victor Preciado

・一塁コーチ  Cirilo Cumberbatch

・三塁コーチ  Vicente Garibaldo

・ブルペン   Hipólito Ortiz

【GM】

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