|初栄冠に向け戦力は十分
前回大会は準々決勝でアメリカ相手に逆転負けを喫したベネズエラ代表。優勝候補同士の早過ぎる対戦で敗退してしまったことは残念だったが、勝負は紙一重で戦力的には優勝を狙えるだけのタレントは揃っている。2023年大会で主力を務めたJ・アルチューベ、S・ペレスらベテランは次回大会でも代表入りの可能性もあるが、20代の若手選手も次々とメジャーの舞台に昇格してきており、健全な形での”世代交代”が醸成されそうだ。強いて課題を上げれば、ポジション的にはファーストやセンターの人材が手薄な所だが、若手の台頭も期待出来るだろうし、他ポジションからのコンバートで容易に埋まるだろう。
パブロ・ロペス(SP/ミネソタ・ツインズ)Baseball-Reference Fangraphs Baseball-Savant
’23年WBCベネズエラ代表。'23WBCではプエルトリコ戦に先発し4回2/3をソロHRの1失点に抑える上出来な内容。制球力があり毎シーズン成績が安定している。両親が医者で、本人も英語,スペイン語の他イタリア語とポルトガル語も話せる。主席で高校を卒業する程の秀才。
ヘスス・ルザード(SP/マイアミ・マーリンズ)Baseball-Reference Fangraphs Baseball-Savant
’23年WBCベネズエラ代表。'23WBCではイスラエル戦に先発し4回を無失点に抑えた。2023年シーズンには自己最多の178.2イニングを登板も、2024年は4シームの球速が悪化し苦戦している。ペルー出身で同国の国籍を保有するが、両親はベネズエラ出身。
レンジャー・スアレス(SP/フィラデルフィア・フィリーズ)Baseball-Reference Fangraphs Baseball-Savant
フィリーズの先発ローテ。速球系の球速は速くないが多彩な球種を持ち、特にサウスポーから繰り出されるシンカーとカーブが効いていてゴロボールを量産する。因みに、スアレス一家では、子供に「R」の文字で始まる名前を付けるという謎の伝統があるらしい。
エドゥアルド・ロドリゲス(SP/アリゾナ・ダイヤモンドバックス)Baseball-Reference Fangraphs Baseball-Savant
’23年WBCベネズエラ代表。'23WBCではニカラグア戦に先発も7被安打を喫し、2回途中1失点と思わぬ苦戦。2023年シーズンは怪我や家庭問題とゴタゴタだった前年から見事に復活。アリゾナへ移籍も2024年開幕前にIL入りと不運が続く。珍しい右利きのサウスポー。
ルイス・ガルシア(SP/ヒューストン・アストロズ)Baseball-Reference Fangraphs Baseball-Savant
’23年WBCベネズエラ代表。'23WBCではドミニカ共和国戦とアメリカ戦にロングリリーフ登板。同代表最多の7イニングを投げ2失点と強豪相手に上出来の内容だった。2023年5月に負傷しTJ手術を受けることに。2024年は復帰にリハビリからのスタートとなった。
ロベルト・スアレス(RP/サンディエゴ・パドレス)Baseball-Reference Fangraphs Baseball-Savant
'17年WBCベネズエラ代表。2019年に福岡SBを戦力外になった後に阪神で才能が開花。2年連続セーブ王を手土産に2022年にパドレスに移籍。100マイル近い速球(4シーム,シンカー)とチェンジアップが武器。特に速球はミールピッチでPitch Valueはプラスをマークしている。
アドバート・アルゾレイ(RP/シカゴ・カブス)Baseball-Reference Fangraphs Baseball-Savant
2023年シーズンはカブスのクローザーを務め22セーブをマークしたが、2024年シーズンは奪三振,与四球,被本塁打率全て悪化してしまい、5月には怪我で戦線離脱。これまでPitch Valueがずっとプラスだった伝家の宝刀スライダーがマイナスになっている影響が大きい。
ホセ・アルバラード(RP/フィラデルフィア・フィリーズ)Baseball-Reference Fangraphs Baseball-Savant
'17,’23年WBCベネズエラ代表。平均98-99マイル近い高速シンカーとカッターの2球種を武器に支配的な投球をする剛腕リリーバー。'23WBCでは守護神的な役割で計3回を無失点と役目を果たした。
アンヘリ・セルパ(RP/カンザスシティ・ロイヤルズ)Baseball-Reference Fangraphs Baseball-Savant
ロイヤルズ所属の若手サウスポー。マイナーでは主に先発投手を担ったが、メジャーでの出場機会が増えた2023年シーズンからはリリーフでの起用が中心。2024年シーズンはシンカーの割合を増やし、GB%を10%程増加させている。
マーティン・ペレス(SP/サンディエゴ・パドレス)Baseball-Reference Fangraphs Baseball-Savant
'17,’23年WBCベネズエラ代表。メジャーでは250試合以上に先発したベテラン技巧派サウスポー。奪三振は少ないが多彩な変化球でゴロを打たせるスキルに長けている。'23WBCでは2試合に登板。アメリカ戦では先発を任されたが3失点を喫し初回でノックアウトされた。
ブルスダー・グラテロル(RP/ロサンゼルス・ドジャース)Baseball-Reference Fangraphs Baseball-Savant
武器は球速99マイル近いヘビーシンカーでゴロを大量生産するグラウンドボーラー。2023年は68試合に登板し防御率1.20のキャリアベストの活躍。制球も良く被本塁打も非常に少ない。残念ながら2024年は肩の怪我でIL入りスタートとなった。
エリエセル・エルナンデス(RP/ミルウォーキー・ブルワーズ)Baseball-Reference Fangraphs Baseball-Savant
最近は救援中心だが、メジャーでは50試合近い先発経験がある投手。速球の球速は91マイル前後(=140km/h台半ば)と速くはないがコントロールはある程度まとまっており、変化球はスライダー,チェンジアップなどを操る。極端なフライボーラーで被本塁打率はかなり高め。
ホセ・スアレス(RP/ロサンゼルス・エンジェルス)Baseball-Reference Fangraphs Baseball-Savant
元はエンゼルスで先発ローテーションの一角を担っていたサウスポー。2023年には肩の故障もありローテから外れロングリリーフ起用に。球種は多彩で4シーム,シンカーの他に、チェンジアップ、スウィーパー、スライダーを投げる。
ペドロ・アヴィラ(RP/クリーブランド・ガーディアンズ)Baseball-Reference Fangraphs Baseball-Savant
元々先発投手だったが、2023年シーズンから本格的にリリーフに転向しメジャーでの登板が増加。4シーム、シンカーの他、変化球はカーブとチェンジアップ、稀にスウィーパーを投げる。グラウンドボーラー。
カルロス・ヘルナンデス(RP/カンザスシティ・ロイヤルズ)Baseball-Reference Fangraphs Baseball-Savant
’23年WBCベネズエラ代表。'23WBCではニカラグア戦など2試合に登板し2回2/3を無失点。平均球速97-99マイルを誇る4シームが投球の軸。一方で与四球の多さが課題。
ホセ・ルイーズ(RP/フィラデルフィア・フィリーズ)Baseball-Reference Fangraphs Baseball-Savant
’23年WBCベネズエラ代表。'23WBCでは3試合に登板。第2先発的なロングリリーフも含め4回1/3を無失点で抑えた。2021年頃まで4シームが投球の6割を占めていたが、以降変化球の割合を増やし、今はカーブの割合が最も高くなってきている。
ホセ・キハーダ(RP/ロサンゼルス・エンジェルス)Baseball-Reference Fangraphs Baseball-Savant
’23年WBCベネズエラ代表。’23WBCではドミニカ共和国戦など3試合に登板。準決勝のアメリカ戦では四死球が絡み満塁で降板すると、後続がT・ターナーに逆転満塁HRを打たれてしまう。高めの4シームを武器に三振を奪える投球が魅力。
ダーウィンソン・ヘルナンデス(RP/福岡ソフトバンクホークス)Baseball-Reference Fangraphs Baseball-Savant
’23年WBCベネズエラ代表。'23WBCではイスラエル戦にリリーフ登板し1回無失点に抑えた。2023年途中から福岡ソフトバンクホークスに移籍。2024年シーズンはホークス救援陣の中でも特に高い奪三振率をマークしている。
ウィリアム・コントレラス(C/ミルウォーキー・ブルワーズ)Baseball-Reference Fangraphs Baseball-Savant
メジャーでもトップクラスの攻撃力を持つキャッチャー。2023年シーズンにはOPS.825/wRC+124をマークし、シルバースラッガー賞を受賞。さらに打球速度は年々速くなってきている。兄ウィルソンも代表入りもあり得るメジャーリーガー。
ガブリエル・モレノ(C/アリゾナ・ダイヤモンドバックス)Baseball-Reference Fangraphs Baseball-Savant
2023年シーズンにゴールドグラブ賞を獲得した強肩の若手キャッチャー。投球を捕球してから二塁/三塁までの到達時間を示すPop Timeは、メジャーの上位10~15%以内に入る程速い。攻撃面でもwRC+は100を超えており好守両面で貢献が期待できる。
フランシスコ・アルバレス(C/ニューヨーク・メッツ)Baseball-Reference Fangraphs Baseball-Savant
メッツ期待の若手キャッチャー。2023年シーズンには25本塁打を記録しメジャーの舞台でも長打力を証明した。「感謝」や「家族第一」という言葉のタトゥーが入っていて、チームでは性格面も評価されている。
サルバドール・ペレス(C/カンザスシティ・ロイヤルズ)Baseball-Reference Fangraphs Baseball-Savant
'13,'17,’23年WBCベネズエラ代表。メジャーでも屈指の長打力を持つキャッチャー。次回大会は年齢的に出場出来るか微妙だが、キャプテンシーに優れており代表チームとしては欠かせない存在。フレーミングは苦手で近年はファーストでの起用も増えてきている。
キーバート・ルイーズ(C/ワシントン・ナショナルズ)Baseball-Reference Fangraphs Baseball-Savant
ナショナルズ所属の若手正捕手。バットコントロールに優れたスイッチヒッターで、空振りや三振の少なさはメジャーでもトップクラス。2塁送球やフレーミングなど守備には課題があり、2030年までの大型契約に見合う活躍が出来るよう改善が必要。
ルイス・アラエズ(1B,2B/サンディエゴ・パドレス)Baseball-Reference Fangraphs Baseball-Savant
’23年WBCベネズエラ代表。デビューイヤーからほぼ毎年打率3割をマーク。メジャーでも一番空振りや三振の少ない選手。2024年シーズンはショートやセカンド適性の選手が多いパドレスへ途中移籍。チーム事情で1Bを守る。幼少期にはU12W杯に出場し優勝している。
ウィルマー・フローレス(1B/サンフランシスコ・ジャイアンツ)Baseball-Reference Fangraphs Baseball-Savant
メジャー歴10年以上のベテラン選手。2023年シーズンはOPS,HR数とキャリアベストを更新。リーダーシップがあり、2022年オフにはジャイアンツに最も影響を与えた選手に贈られるウィリー・マック賞を受賞。尚、その翌年には家が近いT・エストラーダが受賞。
アンドレス・ヒメネス(2B/クリーブランド・ガーディアンズ)Baseball-Reference Fangraphs Baseball-Savant
’23年WBCベネズエラ代表。メジャートップクラスの守備力を持つ名セカンド。2023年にはプラチナ・ゴールド・グラブ賞を獲得している。'23WBCではJ・アルチューベとポジションが被るため全試合ショートで出場。打球速度の遅さは改善点。
グレイバー・トーレス(2B/ニューヨーク・ヤンキース)Baseball-Reference Fangraphs Baseball-Savant
’23年WBCベネズエラ代表。'23WBCでは指名打者として3試合に出場したが打率.100/OPS.408とチームに貢献できず。シーズンではパワーヒッターの揃うヤンキース打線の中でも貢献しているが、2024年シーズンは調子を落としている。
ホセ・アルチューベ(2B/ヒューストン・アストロズ)Baseball-Reference Fangraphs Baseball-Savant
’17,’23年WBCベネズエラ代表。二塁手としては最多のシルバースラッガー賞6回受賞しているメジャー屈指の強打者だが、WBCでは通算12試合で2塁打が1本しか出ていない。年齢的には次回大会出場は微妙だが、シーズン成績を見ると衰えは全く見えない。
タイロ・エストラーダ(2B/サンフランシスコ・ジャイアンツ)Baseball-Reference Fangraphs Baseball-Savant
ジャイアンツの正二塁手。バレル率など打撃系Statcastの値は良くないが、平均的な長打率で2桁本塁打を打てる所は魅力。スピードがあり守備範囲はメジャーでも上位に入るレベル。2018年に故郷で強盗に右腰を撃たれたことがある。
アンドリュー・モナステリオ(2B,3B/ミルウォーキー・ブルワーズ)Baseball-Reference Fangraphs Baseball-Savant
2023年にメジャーデビューしたブルワーズ所属の若手内野手。パワーがあるタイプではないが、選球眼が良くメジャー平均以上のスピードを持つ。
マイケル・ガルシア(3B/カンザスシティ・ロイヤルズ)Baseball-Reference Fangraphs Baseball-Savant
ロイヤルズの若手三塁手。長打率は高くないが、Chase%/Whiff%/Hard Hit率はメジャーの平均以上。ゴロ率が多く打球が上げられるかが課題。アスリートタイプで守備や走塁もメジャー平均を大きく上回る。R・アクーニャJrや、元ヤクルトのA・エスコバーは従兄弟。
エウヘニオ・スアレス(3B/アリゾナ・ダイヤモンドバックス)Baseball-Reference Fangraphs Baseball-Savant
’23年WBCベネズエラ代表。'23WBCでは打率.500/OPS1.248の大活躍。シーズン中の打率は高くないが、毎年コンスタントに二桁本塁打を記録している長距離砲。ベテランなので今後の衰えが出てこないかが懸念材料。
ルイス・レンヒーフォ(3B,2B,SS/ロサンゼルス・エンジェルス)Baseball-Reference Fangraphs Baseball-Savant
’23年WBCベネズエラ代表。'23WBCではJ・アルチューベやE・スアレスを前に控え扱いだった。三振率が改善された2022年を機に打撃成績は一気に向上。更に2024年シーズンは出来すぎ感のある位好調だが、打撃だけでなく盗塁数も伸ばしている。スイッチヒッター。
オズワルド・カブレラ(3B/ニューヨーク・ヤンキース)Baseball-Reference Fangraphs Baseball-Savant
'20年東京五輪アメリカ予選ベネズエラ代表。同予選での出場機会はほぼゼロ。サード中心に守ってはいるが、少ない守備機会ながらも内外野様々なポジションも守れるユーティリティ性を持つ。スイッチヒッター。
エゼキエル・トーバー(SS/コロラド・ロッキーズ)Baseball-Reference Fangraphs Baseball-Savant
メジャートップクラスの遊撃守備を見せる若手選手。打撃成績も年々向上しており、BB%がかなり低いので出塁率こそ低いが、その分三振数を犠牲に高い長打率に繋げている。所属先のロッキーズとは7年6350万ドルの大型契約を結んでいる。
ブライアン・ロッキオ(SS/クリーブランド・ガーディアンズ)Baseball-Reference Fangraphs Baseball-Savant
メジャーの中では小柄だが、高い野球IQから「教授」の愛称を持つスイッチヒッター。打撃成績はまだまだ改善の余地ありだが、SSでの柔らかな守備は評価が高く貢献度が高い。
ミゲル・ロハス(SS/ロサンゼルス・ドジャース)Baseball-Reference Fangraphs Baseball-Savant
ドジャース所属のベテラン内野手。内野ならどこでも守れ、どのポジションも守備指標はプラスをマークしている守備職人。2024年シーズンは大谷効果でドジャース戦の放送機会が増え、M・ベッツが怪我の間SSを守るなど、日本メディアでの知名度増加中。
オルランド・アルシア(SS/アトランタ・ブレーブス)Baseball-Reference Fangraphs Baseball-Savant
ブレーブスのレギュラー遊撃手。一時2BやOFを守るユーティリティ化していたが、2023年シーズンからSS一本化。同シーズンの守備指標はDRS/UZRともにプラスを記録。兄は元日本ハムのオズワルド・アルシア。
ジャクソン・チョーリオ(LF,RF/ミルウォーキー・ブルワーズ)Baseball-Reference Fangraphs Baseball-Savant
2023年のMLB Prospect Ranking8位のトッププロスペクト。期待値の高さからブルワーズと8年8200万ドルの大型契約を結ぶが、メジャーデビューの2024年は今のところ平均的に落ち着いてしまっている。とは言え、守備,走塁のStatcast指標はメジャー上位の成績。
ルイス・マトス(CF,RF/サンフランシスコ・ジャイアンツ)Baseball-Reference Fangraphs Baseball-Savant
2023年メジャーデビューの若手外野手。まだ打率は低いが空振りは少なく、且つ平均以上のスピードと強肩を兼ね備える。R・アクーニャJr同様マトスも野球一族で、いとこのバサべ一家からもたくさんのメジャー/マイナーリーガーを輩出している。
ホルヘ・バローサ(CF/アリゾナ・ダイヤモンドバックス(3A))Baseball-Reference Fangraphs Baseball-Savant
2024年メジャーデビューの小柄なスイッチヒッター。打撃の期待成績はほぼ平均的なレベルだが、同国代表の外野手は両翼にタレントが偏っているので、彼らが大会限定の突貫コンバートをされなければ、今後の成長によってはCFで出場機会があるかもしれない。
ロナルド・アクーニャJr.(RF/アトランタ・ブレーブス)Baseball-Reference Fangraphs Baseball-Savant
説明不要のスーパースター。’23年WBCベネズエラ代表。同大会ではアプローチが悪く打率.222と不振だったがバレル率,HH率は大会上位だった。2023年シーズンはMVPに輝く活躍でfWARは脅威の9.0。E・エスコバー(元横浜)、A・エスコバー(元ヤクルト)は従兄弟。
アンソニー・サンタンデール(RF/ボルティモア・オリオールズ)Baseball-Reference Fangraphs Baseball-Savant
’23年WBCベネズエラ代表。同大会では全試合ライトで先発出場。初戦は打順下位だったが打撃好調で徐々に打順を上げていった。ドミニカ共和国戦では値千金の同点HRを放った。2023年シーズンもHR28本。2024年も好調な打撃をキープ。本土ではなくマルガリータ島出身。
ウィラー・アブレイユ(RF/ボストン・レッドソックス)Baseball-Reference Fangraphs Baseball-Savant
2023年にメジャーデビューのボストン所属の若手スラッガー。メジャーにしては小柄な体格だがフルスウィングで高い長打率をマークしている。2024年はライトを中心に出場機会を得ており、体型からは意外なほど守備指標も良好。
エドワード・オリバレス(RF,LF/ピッツバーグ・パイレーツ(3A))Baseball-Reference Fangraphs Baseball-Savant
アスリートタイプの外野手。守備指標は良くないが強肩で、スピードもありSprint Speedはメジャー平均を大きく上回る。プリヒッターで本塁打のほとんどはレフト方向。タレント揃いのRFは代表争いが激しいのでLFでの起用の方がチャンスがありそう。
ガブリエル・アリアス(3B,SS,OF/クリーブランド・ガーディアンズ)Baseball-Reference Fangraphs Baseball-Savant
SS,3Bを中心に内外野を守る若手ユーティリティプレイヤー。2024年シーズンは捕手と投手以外の全ポジションで出場する便利屋っぷりで、国際大会ではロースターに入れておきたいタイプだが、打撃は三振が多くあまり期待できないのが悩み所。
イルデマロ・バルガス(2B,3B,LF/ワシントン・ナショナルズ)Baseball-Reference Fangraphs Baseball-Savant
セカンド,サードを中心に守る経験豊富なスイッチヒッター。マイナー時代はAtlantic Leagueも経験するが、その後メジャーに昇格しメジャー5球団を渡り歩いた。打撃はパワーは無いが空振りが少なく、守りも守備範囲は広い。オフは毎年母国WLに参加。
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