|地元イタリア出身選手に注目
|母国を盛り上げる活躍ができるか?
前回大会では2大会振りに1次プール突破を果たしたイタリア代表。その戦いを振り返ると、投手陣の層の薄さをカバーするために、メジャー経験のあるリリーバーをキューバやオランダといった強豪相手に集中投下していたことが分かる。決勝Tでは日本代表相手に攻略されたものの、M・ピアザ監督の強気の起用が功を奏した。一方で、イタリア本国出身者が少ない代表編成には批判が起こり、代表監督もピアザからF・セルべリに交代。イタリア出身選手の強化に力を入れており、S・アルデゲリなど本国出身選手も少しずつ台頭しているが、未だイタリア系アメリカ人選手との実力差は大きい。特に野手はタレントが豊富で、ユーティリティ性もあり使い勝手も良いため、代表編成上のバランスは難しい。恐らくイタリア系選手が中心となるだろうが、本土出身選手の活躍が同国の野球発展の鍵になりそうだ。
0コメント