|世代交代が進むも鍵は投手力
|進化する日韓台に対抗出来るか?
2023年WBCでは、A・ホール、R・ウィングローブなど2022年U-23ワールド杯に出場したメンバーが加わり若手が台頭し、次回2026年のWBCも彼らが中心となりそう。打線は当たれば飛ぶパワーヒッターが揃うが、そこに同国初のMLBドラフト全体1指名を受けたT・バザーナと、プロスペクトのC・ミードが加われば更にレベルアップが期待できる。欲を言えば、若返りが滞り気味のRFとSSにタレントが欲しい。
一方で、投手陣はマイナー傘下の選手が揃うも、23年WBCでは4シームの平均球速も90.4マイル(=145km/h)で大会参加国の中で下から4番目。飛び抜けた先発投手がいないオーストラリア代表では、矢継ぎ早に継投していくスタイルを採るが、全ての継投を成功させるのは至難の業。ライバルである日本,台湾,韓国は、若手の台頭や海外籍選手を含めた新戦力で進化している。前回大会以上を望むのならば投手陣の強化はマストだ。
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