|急速な世代交代は成功するか?
|1次R突破へ 韓国系選手に期待
WBC3大会連続1次ラウンド敗退という不名誉な記録を更新してしまった韓国代表。喫緊の課題である”投手力”を次回大会までにどれだけ強化できるかが最大のテーマだ。韓国代表投手の4シーム平均球速は大会参加国20カ国中の14番目。近年 文棟柱(ムン・ドンジュ)など速球派の若手が台頭しているのは好材料だが、プロ入り1~2年目の投手まで代表入りしており、経験面での不安は残る。また、球速だけでなく制球や質の面も課題は残り、大会本番での頑張りは不可欠だ。野手も世代交代を図っている。李政厚(イ・ジョンフ)、金慧成(キム・ヘソン)、金河成(キム・ハソン)らメジャーリーガーとその下の世代が戦力の中心となるだろう。一方で、韓国系メジャーリーガーの招集にも熱心に取り組んでおり、投打両面での戦力アップも期待できそうだ。
現実的な目標は、2009年以来の1次ラウンド突破だろう。1次ラウンドの対戦相手は前回大会から中国が抜け台湾が入り、前回大会よりもハードルは更に高くなった。投打共に若手が多い布陣になるため、国内組は可能な限り国際試合の経験を積んで本大会に臨みたいところだ。
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