今回はWBC2大会連続で決勝に進出した強豪国プエルトリコ代表です。プエルトリコと言えば、伝統的に優秀なキャッチャーを多く輩出してきました。過去2大会のWBCでは、ヤディア―・モリーナ(セントルイス・カージナルス)が正捕手として、同国の投手陣を牽引し準優勝に導きました。そのY・モリーナは今年開催予定のU-23野球ワールドカップの代表監督を務める予定で、同大会に出場予定のU-23侍ジャパンを率いる稲葉監督と直接対決があるかもしれません。そのY・モリーナは2020年での引退を宣言していて、次回WBCではモリーナに代わる正捕手が誰になるのか、難しい選手起用となりそうです。今回そのプエルトリコ代表が日本のプロ野球に来たらどのくらい活躍するか予想してみました。
層の厚い捕手陣,タレント豊富な内野陣
昨年の成績を参考と当サイトの独断と偏見に基づいたプエルトリコ代表メンバーを見ていきます。
前述の通り、捕手はメジャーリーグでもレギュラーを務める選手が多数いますが、その中で大谷翔平投手と同僚のM・マルドナード(ロサンゼルス・エンゼルス)を選出しました。さらに注目は内野陣。F・リンドーア(クリーブランド・インディアンズ)、ハビア―・バエズ(シカゴ・カブス)などメジャーでもオールスター級の選手がいます。名手F・リンドーアがいるため、アストロズでショートのレギュラーを務めるC・コレアは、前回のWBC同様、サードへのコンバート起用をしています。外野は内野に比べて選手層が薄くなりますが、E・ヘルナンデス(ロサンゼルス・ドジャース)のように、他の国と比べてもユーティリティープレイヤーが結構いるのでそこはカバー出来ると思います。ほぼ全員がメジャー経験のある選手で揃えられるということで、どの国にとっても脅威な打線と言えるでしょう。
一方で投手陣ですが、こちらはちょっと厳しめです。先発にホゼ・ベリオス(ミネソタ・ツインズ)などメジャートップクラスの選手もいますが、控えクラスになるとマイナー2A、3Aクラスの投手がほとんどとなり、選手層は野手に比べて手薄です。過去2大会はY・モリーナのリードもあり、投手層の薄さをカバーしてきましたが果たして次回大会ではどうなるのか注目ポイントです。
プロ野球でも上位クラスの打線も・・・
このプエルトリコ代表が日本プロ野球でプレイした場合の推定結果です。
打線はプロ野球で1位,2位クラスの得点ですが、失点はリーグ最下位クラス。全体では中位といった結果となりました。MLBレギュラークラスのキャッチャーがリードするので、もうちょっと投手陣が頑張る気がしますが、ひとまず去年の成績だけで予想するとこんな感じとなりました。
以上、今回も当サイトをご覧いただきありがとうございます。
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