世界のプロ野球 観客動員数ランキング2019~World Baseball Attendance Ranking~

MLB、NPB、韓国KBO、台湾CPBL、メキシカンリーグLMB。世界のプロ野球球団の平均観客動員数を今年もランキングにしてみました。2017年から特集を始めて今年で3年目になりました。昨年のランキングからどう変わったのか?早速ですがTOP10から見ていきましょう!

参考:2018年ランキング 2017年ランキング


LAドジャースが3連覇!阪神が世界3位入り

 1位はロサンゼルス・ドジャース、見事に3連覇を達成しました。特に人気低迷が叫ばれるメジャーリーグにおいて、着実に平均観客動員数を増やしているのは見事だと思います。2位のセントルイス・カージナルスも、2017年2位→2018年3位→2019年2位と安定した人気を誇っています。日本プロ野球から阪神タイガースが3位に入っています。2018年の最下位から2019年は3位に浮上、クライマックスシリーズに絡んだことも影響したと思われます。


11位以下はメキシコ勢が復調も韓国勢は苦戦

 続いて11位以下です。2018年シーズン大不振だったメキシカンリーグのチームが回復基調。2018年は100位までに4チームしかランクインしなかった所、2019年シーズンは6チームに増えました。一方、韓国KBOのチームは軒並み観客動員が減。シーズン序盤から上位5チームと下位5チームの明暗が分かれてしまい、プレイオフ争い効果が生まれにくかったことも影響しているようです。

新企画 平均観客増員数 ランキング

2018年シーズンから平均観客動員数増加チームのランキングです。

増員数1位のフィラデルフィア・フィリーズは、人気選手ブライス・ハーパー(OF/フィリーズ)の加入による効果で、平均観客動員数を7千人近くも増やしました。2位は横浜DeNAベイスターズ。横浜スタジアムの改修工事で約4000席を増席した分、観客動員数もほぼそのまま増えた形で投資は大成功といった所でしょうか。韓国リーグで唯一の増加した7位のNCダイノスは、新設した昌原NCパーク馬山に球場を移転した事が奏功しました。8位のマイナーリーグLas Vegas Aviators は、提携するMLBチームを変えチーム名や球場など新たなチームに生まれ変わったことで、それまでの観客動員数から倍増することに成功しました。球場移転で増員を達成しているチームが多い中、人気選手獲得によってそれを上回る効果を導き出したフィリーズは、人気選手を獲得することの重要性を示した形となりました。


以上、今回も当サイトをご覧頂きありがとうございました。

{データ元}

http://npb.jp/statistics/2019/attendance.html

http://www.espn.com/mlb/attendance

http://www.milb.com/milb/stats

https://strike-zone.jp/19date.html

http://zxc22.idv.tw/

https://ballparkdigest.com/2019/09/09/2019-affiliated-attendance-by-average/

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